日付:10月30日(火)
主催:東京武蔵野ロータリークラブ
参加者:18名
ロータリークラブ定例会の貴重なお時間をお借りし、
児童養護施設で10年間そだったわたしの
《生い立ちストーリー》をお伝えさせていただきました。
さまざまな社会課題に目を向け、
熟知されているみなさんの前でお話できたこと、
本当に光栄に思います。
なんども聞いたことがある
《児童養護施設の現状》もあったかと思いますが、
最後まで耳を傾けていただき、ありがとうございました!!!
10月7日の講演会を機に、
児童養護施設を巣立つ子どもたちに
家具家電の寄贈をしている団体(:NPO法人プラネットカナール)
の、広報をさせていただくことになり、
今回は鈴木理事長と共に、お話をさせていただきました!
プラネットカナールのメンバーになってから
初めての講演会...
緊張することなく、
無事に話し終えることができました。
今年度から
ロータリークラブの青年部:ローターアクトクラブ
のメンバーになったからわかることですが、
ロータリークラブでは
さまざまな社会課題の情報があつまっています。
●国際問題(教育・衣食住・貧困)
●障害者支援・障害者理解
●子どもの貧困
そして年度ごとに
さまざまな社会課題に目を向け、
アクションを起こしていく団体でもあります。
その中で
プラネットカナールの活動に着目していただけたことは、
施設出身のわたしにとって
非常にうれしいことです、、、
現在、児童養護施設在寮中に
イベントやパーティーを企画してくれる団体はありますが、
施設をでたあとの子どもたちをサポートする団体
(→いわゆるアフターケアに通ずるもの)
というのは非常にすくない...
近年ようやく
《施設をでたあとのサポートの重要性》が文言化され
アフターケアに取り組む団体が増えてきましたが、
そのほとんどが
専門職の携わっているものばかり。
(元施設職員・弁護士・心理職...など)
プラネットカナールのように
アフターケアにつながり、
且つ、専門職ではなくて
一般の人でも気軽にサポートできる支援
というのは希少です。
短期的にみても、長期的にみても
かならず本人たちの《こころに残る》支援
が、
「プラネットカナールにはあるのではないか」
と、今回の卓話を通じてわたしは思いました。
※●一人暮らし用の家具家電の寄贈は
自立時の経済的な”ゆとり”につながります
(受け取り時の笑顔=短期的な支援)
●その物をみたとき、
人から応援されて施設をでたことを思い起こします
(施設をでたあと感謝の気持ちがわく=長期的なつながり)
→それが
”こころに残る”ということにつながると思います。
今年の4月からはじまった
わたしの《講演活動》。
半年経ったいま、
述べ500名を越える方々に
児童養護施設についてお伝えする機会をいただいてきました。
毎回、毎回、
みなさまのご縁のおかげで、この活動ができています。
今回の卓話のあと、
ある一人のかたがわたしに
「これからも応援してますよ」
「頑張ってくださいね」
と、まじまじと目を見ていわれたときは、
本当にこころが温かくなりました...
皆さんとの出会いと感謝の気持ちを忘れず、
地道にコツコツ、この活動をつづけていこうと思います☆
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