日付:6月2日(日)
主催:堺市・関西大学
参加者:約20名
堺市では関西大学との地域連携事業の一環として講座を開催しています。
今回のテーマは『18歳の壁〜児童養護施設退所者からのメッセージ〜」。
約1時間、(1)わたしの生い立ちと施設での暮らし(2)18歳の壁〜施設をでたあとの苦悩〜(3)施設をでた若者の「声」についてお話しました!
お話している内容はいつもと変わりありませんが、今日は来てくださった方がパワーポイントの写真を撮ってくださったので、こちらで紹介します!(田川さん、撮影および提供ありがとうございます!)
18歳で短大を卒業し、短大へ進学。
まわりの友だちがアルバイト代を遊びにつかっているのを見て「なんでわたしだけ、こんなに頑張らなきゃいけないの?」っと思っていました。
まわりの友だちと、じぶんの状況を比べるようになり、人と壁をつくるように...
友だちの誘いを断ることが多かったこともあり(生活費が減る不安があったから)、会話についていけなくなりました。
そうして友だちといるのが心地悪くなり一人で行動するように。
このときは「ひとりのほうがラク」とさえ思っていました。
いまでこそ、発信しているイメージの大きいわたしですが、18歳で施設をでてから20歳まで、ほんとうに暗い毎日でした。(短大の友だちとは良好な関係を築けていましたが)
友だちと一緒にいても、「ひとり」っていうことを感じちゃうというか。
でも、20歳でさまざまな出会いが押し寄せてきて、いまのわたしがいます。
3つのできごとがあり、この3つの豊かさが、わたしを前向きにしてくれました。
きっとこの大切さが、わかる人にはわかるはず、、、!
そして、わたしと同じように施設でそだった人もまた、同じ思いを抱えて生きていました。
施設や里親家庭をすだった若者の声を届けよう、と取り組んでいるOUR VOICE OUR TURN JAPANさんが発行した『僕らの声』には、18歳で支援の手を離れた等身大の若者の「声」が数多く掲載されています。
一部、わたしが共感することもあり、よく引用させてもらっています。
熱心に活動するみんなをみて、わたしも頑張れています、、、
(同じ経験をした人とのつながりも、とっても大切です!)
そして、人との出会いと、じぶんと向き合う時間がわたしの心を豊かにし、中学生のときから憧れていた「モデル」の道へ。
晴れて「モデル」としての道を切り開いたことから、「生い立ち関係なく、夢って叶うんだ〜」ということを体感します。
じぶんでいうのもアレですが、
生い立ち関係なく、誰でも好きな”じぶん”になれるっ!
って、いいメッセージですよね、、、!笑
このメッセージをどのように伝えていくかは、まだまだ模索中ですが、、、
これからも【いまできることの積み重ね】を大切にし、歩きつづけたいと思います!
そして、みなさんの活動を知る”きっかけ”をつくり続ける人で在りたいと思います!
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜Special Thanks☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
●主催者:
・堺市子ども青少年局 子ども青少年育成部 子ども家庭課の皆さま
・関西大学 人間健康学部 福田准教授
●座談会登壇
・児童養護施設 東光学園の職員さん
●参加者のみなさん
聞いてくれた施設の子どもたち
当日のチラシは《こちら》からご覧ください!
※注)リンクとびます!
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