2019年2月25日(月)...
親元を離れて暮らす子どもたちの環境において、社会全体が「考えざるを得ない」事件が起きました。
ここでは敢えて触れませんが、頼れる親がいない中、
18歳で施設を出て、サポートを受けられなくなる...という
【支援の切れ目】について、
みんなが考える”きっかけ”になったのではないか...と思います。
そんな中、急遽決まった番組出演。
「事件については触れなくていいので、
児童養護施設での暮らしについてお話してくださいますか?」
ということでしたので、
快く引き受けさせていただきました。
終わった今となっては、
番組でお話したことを忘れるくらい
集中していたのですが、、、
小藪さんのたとえ話や、
安部さんのわかりやすくて的確な現状論、
犬山さんのフォローによって
いつになく《わかりやすく》、
みなさんにお伝えできたのかな〜っと思います。
(暗いまま...ではなく、
楽しく笑いながら、的を射た話ができました)
(プロフェッショナルなみなさんに感謝でいっぱいです...)
↓途中、話題になったのは下記のデータ↓
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(1)進学率(3割)と就職率(7割)
(2)就職してわずか2年で7割の人が離職
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これらの現状を踏まえて
安部さんの意見に共感したのは、
(若干ことばを変えて書いています)
「このデータは施設をでた人に限らず、
若者の一般論と通ずることもあるので、
施設だから...と一概にいえるものではない」
というところ。
この考え方は
発信するうえで日頃から気をつけていることでもあります。
【家には家のルールがあるように、施設にも施設ごとにルールがある】
ので、児童養護施設を一般化できないのも発信の難しいところですが...
結論として、、、
18歳でいきなりサポートの手を切るのではなく、
それ以降のサポートが必要であることを
スタジオのみなさんと一緒に再認識してきました。
い
いつも「この発信は大丈夫だったかな...」と不安になるのですが、
Abema TVというメディアをつうじて、
児童養護施設について知らない人たちと
親元を離れて暮らす子どもたちについて、
一緒に考える”きっかけ”になったのかな
と思い、SNSのコメントをみて嬉しくなりました☆
一緒に考え、
じぶんの意見をツイートしてくださった皆さん、
ありがとうございました!
(「いいね♡」させていただきました)
《追記》
最近の事件を機に
「児童養護施設に関する偏見が広がるのではないか...」という意見を聞きますが、
小藪さんは冒頭に
「この一つのできごとで全ての施設の管理体制がどうとか...
そういう印象をみなさんが持たないようにしてほしいな〜っと思う」
とおっしゃっていました。
近所でわたしたちを知っている人たちはちゃ〜んとわかってくれてるし、
小藪さんのように「これだけが全てではない」とわかってる人もいる!
あとはじぶんが、偏見をもつ人に出会ったときに
どう振る舞えるか...だよね。
「偏見の目をなくしたい!」...そう思うなら、
あなたも「いまから」、
じぶんのできることをやるべきだと思うよ、、、!
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